良寛
2009年09月24日

著者:境野 勝悟
販売元:三笠書房
発売日:2008-11-20
おすすめ度:

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今日、ヨドバシアキバの本屋さんでこの本を見つけました。
今一番お気に入りの本屋さんです

いつかご紹介した「一日一生」と同じ棚に並んでいました。
パラパラとめくると、こんな言葉が書いてありました。
「散る桜 残る桜も 散る桜」
良寛さんの辞世の句だそうです。
買おうかと思ったのですが、いま読みかけの本もあるし・・・と一度その場を離れました。
ところが、そのあと何気なく手に取った清原選手の「反骨心」という本に、また同じ言葉が書いてあったのです。
清原選手が挫折し、失意の底にあるとき恩師が贈ってくださった言葉だそうです。
ああ、これはきっといまの私に必要な言葉にちがいない・・・
そう思い、引き返して最初に立ち読みしたこの本を買いました。
道元なんて私には難しいと思っていたけれど、この本はとてもわかりやすいです。
でも冒頭の句の意味は書いてありません。
自分で考えるんですね。
みなさんもそれぞれいろんな解釈をなさることと思います。
残っている桜も、いつか必ず散っていきます。
人間も、いつか必ず死んでいきます。
散ってしまうからこそ桜は美しく、死んでしまうから命は尊いのではないでしょうか。
どんなに成功しても、死ぬときにはお金やモノを持って行けません。
死んでも持っていけるものが、本当に価値のあるもの。
さて、それはなんでしょう?
宇宙はひとつで、わたしたちはみんなつながっていて、言葉にしなくても思いは伝わっている。
仏は外にいるのではなく、私たち自身が仏。
宗教を越えた真理?
…やっぱり難しいですよね〜

これ以外にも「深イイ」言葉がたくさん紹介されています。
秋の夜長にいかがでしょう(′∀`)
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