思いやり
2010年05月24日

著者:ダライ・ラマ14世(著)
販売元:イースト・プレス
発売日:2008-08-01
おすすめ度:

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久しぶりに良い本に出会いました。
昨日娘が「いい本買ったから貸してあげる」と。
ヴィレッジヴァンガードで買ったそうです。
以前「抱く言葉」という本をご紹介しましたが、今回は「ゆるす言葉」です。
ダライ・ラマの名言集といった感じですが、まるで写真集のように写真がたくさん載っています。
その圧倒的な大自然と、貧しくても明るい人々の笑顔。
そして懸命に生きる人たちの真剣なまなざし。
写真を見ているだけでも、心が浄化されていくようです。
この素晴らしい本をぜひ手にとってください。
今、苦しい状況にある方はぜひいつもそばにおいてください。
ひとつだけその本の中からダライ・ラマの言葉をご紹介します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
愛、許し、思いやりにより、
私たちはさらなる希望と決意を手にし、
より明るい未来に向かって進むことができます。
怒りや憎しみに負けてしまえば、道に迷い、
苦痛に満ちた人生を送ることになってしまいます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
宗教の枠を超えて、ダライ・ラマの言葉は私たちの心に響いてきます。
今日は自己嫌悪に陥っていて、長々と感想を書く気になれないのですが・・・
人はそれぞれ背負っているものが違うので、100パーセント気持ちを理解するというのは不可能ですよね。
でもそのつらさを想像して、思いやってあげる。
難しいです。
私たちはみな迷いながら生きているので、こういう本が必要なんじゃないでしょうか。
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2009年06月19日
今日、ガネーシャで感動する出来事がありました。
ガネーシャというのは、以前もご紹介した私が長年お世話になっている地元の美容院です。
電話で予約をしてから行ったのですが、駐車場に着いたらオーナーがお店から出てきました。
「あれ?ここって止めちゃいけないところでしたっけ?」と言う私に、「いや、そうじゃなくて・・・」
なんでも私の電話のあとに急に予約が入り、これから4人くらいお客さんがくるので、もしいやだったらほか人が帰ってからにするか、後日にしますか?ということでした。
う〜ん・・・たしかに人前でかつらを取るのは・・・
でもいろいろ忙しくて、また出直すというのが面倒だったので、「いいです、他の人がいても」と言ったら「じゃあシャンプー台のほうでかつらをはずしましょう」と言ってくださいました。
店内に入り、シャンプー台に座ってかつらを取ろうとすると、オーナーがスタッフの方に「ちょっと代わって」と声をかけました。
あれれ、オーナー行っちゃうの?と思ったら、さりげなくこちらが見えないように、シャンプー台を隠す位置に立ってほかのお客様にドライヤーをかけ始めました。
オーナーはとても背の高い方なので、お客様から私は完全に見えなくなっていました。
それが本当にさりげなかったので、私はとても感動してしまったんです。゚(゚´Д`゚)゜。
もしオーナーが「こっちが見えないようにそこに立って」とスタッフの方に言っていたら私は傷ついていたかもしれません。
でもオーナーは何も言わずに、自然な形で私を気遣ってくださいました。
「相手の立場に立って考える」
それが思いやりというものですよね?
でもなかなか難しいものです。
サービス業というのは、「人を良い気持ちにさせる」職業ですよね。
でも最近は、「人を嫌な気持ちにさせない」ということができていないお店が多いです。
どんなにしゃれたレストランで、食事がとてもおいしくても、店員の態度が最悪だったら私は二度と行きません。
人間ってそういうものじゃないですか?
結局はどんな仕事でも「人対人」ですよね。
惹かれるのは「人間性」にですよね。
カットが終わったところで、オーナーは預けてあったかつらを紙袋に入れてそっと差し出しました。
「今ならほかの人から見えませんから」
たしかに他のお客さんはシャンプー台に行っていてちょうどこちらが見えません。
私は何も言わずに帰ってきましたけど、ほんとうにやさしさが心に沁みましたよ、オーナー
(T_T)
あとで気づいたのですが、私がお店に行く前にオーナーの奥様から何度もメールや電話が入っていて、状況を知らせてくれてました。
マナーモードにして運転していたので、全然気づかなくてごめんなさい
ここ数日いろいろあって、ちょっと気分が沈みがちだったのですが、ガネーシャに行ってあたたかい気持ちになって帰ってきました。
こんなふうに接してくれる人がいて、私はしあわせだと思えました。
もう一生ガネーシャしか行きません。
お近くの方はぜひぜひ行ってみてください
場所は北本市の「しまむら」の前です。
イケメンスタッフもいます(笑)
「ヘアルームガネーシャ」
ご訪問、コメントありがとうございます。
現在治療中のため、体調等の理由でリコメントできない場合がありますがご容赦ください。
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ガネーシャというのは、以前もご紹介した私が長年お世話になっている地元の美容院です。
電話で予約をしてから行ったのですが、駐車場に着いたらオーナーがお店から出てきました。
「あれ?ここって止めちゃいけないところでしたっけ?」と言う私に、「いや、そうじゃなくて・・・」
なんでも私の電話のあとに急に予約が入り、これから4人くらいお客さんがくるので、もしいやだったらほか人が帰ってからにするか、後日にしますか?ということでした。
う〜ん・・・たしかに人前でかつらを取るのは・・・

でもいろいろ忙しくて、また出直すというのが面倒だったので、「いいです、他の人がいても」と言ったら「じゃあシャンプー台のほうでかつらをはずしましょう」と言ってくださいました。
店内に入り、シャンプー台に座ってかつらを取ろうとすると、オーナーがスタッフの方に「ちょっと代わって」と声をかけました。
あれれ、オーナー行っちゃうの?と思ったら、さりげなくこちらが見えないように、シャンプー台を隠す位置に立ってほかのお客様にドライヤーをかけ始めました。
オーナーはとても背の高い方なので、お客様から私は完全に見えなくなっていました。
それが本当にさりげなかったので、私はとても感動してしまったんです。゚(゚´Д`゚)゜。
もしオーナーが「こっちが見えないようにそこに立って」とスタッフの方に言っていたら私は傷ついていたかもしれません。
でもオーナーは何も言わずに、自然な形で私を気遣ってくださいました。
「相手の立場に立って考える」
それが思いやりというものですよね?
でもなかなか難しいものです。
サービス業というのは、「人を良い気持ちにさせる」職業ですよね。
でも最近は、「人を嫌な気持ちにさせない」ということができていないお店が多いです。
どんなにしゃれたレストランで、食事がとてもおいしくても、店員の態度が最悪だったら私は二度と行きません。
人間ってそういうものじゃないですか?
結局はどんな仕事でも「人対人」ですよね。
惹かれるのは「人間性」にですよね。
カットが終わったところで、オーナーは預けてあったかつらを紙袋に入れてそっと差し出しました。
「今ならほかの人から見えませんから」
たしかに他のお客さんはシャンプー台に行っていてちょうどこちらが見えません。
私は何も言わずに帰ってきましたけど、ほんとうにやさしさが心に沁みましたよ、オーナー

あとで気づいたのですが、私がお店に行く前にオーナーの奥様から何度もメールや電話が入っていて、状況を知らせてくれてました。
マナーモードにして運転していたので、全然気づかなくてごめんなさい

ここ数日いろいろあって、ちょっと気分が沈みがちだったのですが、ガネーシャに行ってあたたかい気持ちになって帰ってきました。
こんなふうに接してくれる人がいて、私はしあわせだと思えました。
もう一生ガネーシャしか行きません。
お近くの方はぜひぜひ行ってみてください

場所は北本市の「しまむら」の前です。
イケメンスタッフもいます(笑)
「ヘアルームガネーシャ」
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2009年01月25日
昨日、とても良いお話を聞いたのでご紹介しますね。
昔、マザーテレサが貧しい家庭の人たちにパンを配りに歩いていたときのこと。
その家庭は8人家族でした。
マザーがあげられるパンはひとつだけでした。
マザーが母親にパンを渡すと、母親はパンをふたつに割って半分を持って隣家に行ったそうです。
彼女は言います。
「私の家だけでなく、お隣の家の方ももう何日もろくに食べていません。
今日食べなかったら小さい子供は死んでしまうかもしれません。
半分にしたら、うちは1人の食べられる量は減ってしまうけれど、誰も死ななくて済みます。」
どうですか?
私はこの話を聞いてとても感動してしまって、今の時代に必要なのはこういう思いやりなのではないかと思いました。
不景気だと誰もが自己中心的になりがちだそうです。
自分だけがよければいい、そんなふうに。
でもこの母親は、自分の家族のパンの量を減らしても、みんなが食べられるほうを選んだのです。
こんな時代だからこそ「今はみんなで我慢して助け合おう」というのが理想ですよね。
今の日本は、私なんかが一言で言えるような状況ではないのですが、このお話のような気持ちを一人ひとりが持っていれば、いずれ日本も良くなるのかなぁ〜なんて考えたのでした。
「大変なのは自分だけではない」
それだけはいつも頭に入れておきたいものですね。
追伸
リビングでひなたぼっこ中のじゅんくん。
なんともいえず、しあわせそうです

毎日読んでいただいてありがとうございます。
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昔、マザーテレサが貧しい家庭の人たちにパンを配りに歩いていたときのこと。
その家庭は8人家族でした。
マザーがあげられるパンはひとつだけでした。
マザーが母親にパンを渡すと、母親はパンをふたつに割って半分を持って隣家に行ったそうです。
彼女は言います。
「私の家だけでなく、お隣の家の方ももう何日もろくに食べていません。
今日食べなかったら小さい子供は死んでしまうかもしれません。
半分にしたら、うちは1人の食べられる量は減ってしまうけれど、誰も死ななくて済みます。」
どうですか?
私はこの話を聞いてとても感動してしまって、今の時代に必要なのはこういう思いやりなのではないかと思いました。
不景気だと誰もが自己中心的になりがちだそうです。
自分だけがよければいい、そんなふうに。
でもこの母親は、自分の家族のパンの量を減らしても、みんなが食べられるほうを選んだのです。
こんな時代だからこそ「今はみんなで我慢して助け合おう」というのが理想ですよね。
今の日本は、私なんかが一言で言えるような状況ではないのですが、このお話のような気持ちを一人ひとりが持っていれば、いずれ日本も良くなるのかなぁ〜なんて考えたのでした。
「大変なのは自分だけではない」
それだけはいつも頭に入れておきたいものですね。
追伸
リビングでひなたぼっこ中のじゅんくん。
なんともいえず、しあわせそうです


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2007年09月04日
「ギブアンドギブ」という言葉をご存知ですか?
「ギブアンドテイク」の間違いではありません。
「ギブアンドテイク」はビジネスの世界でよく使われます。会社同士がお互いに与え、与えられ、支えあっていきましょうという意味で。
でも、ある有名な社長さんの本を読んでいたら「ギブアンドギブ」の精神で仕事をしていると書いてありました。
正直言ってとても驚きました。
「与えて、また与える」
見返りを求めず、相手のために尽くすということです。
無償といえば、親の子供に対する愛情だとか、マザーテレサだとかいろいろ思い浮かびますが、理想だとは思いつつなかなか難しいものですよね。
身内ならまだしも他人に対しては。
ましてビジネスにおいては、どうしても自社の利益を念頭においてしまいます。
それなのに「与え続ける」そうなんです。
その方のお話によれば、与えたものは必ず自分に返ってくるというのです。
「情けは人の為ならず」ということわざもありますね。
人に親切にしたら、巡り巡って自分のところに返ってくるという意味です。
この年になってやっと「なるほどな〜」と思えるようになりました。
昔勤めていた会社の社長が、「情けは人のためにならないから、人には親切にしてはいけないという意味だよ」と言っていましたが、みんなその人から離れていきましたね(−−)
どうして今日はこんな話なのかというと、今朝、出勤途中に一方通行の道路の真ん中で、急に車のエンジンがかからなくなってしまったんです。
後ろからどんどん車がくるし、どうしたらいいかわからなくて困っていたらすぐ後ろの車の男性が降りてきて、「僕が向こうから回ってきますから、バッテリーをつないでみましょう」と言ってくださいました。
その方のおかげでエンジンがかかり、それ以上周りの方に迷惑をかけずに済みました。そのときに浮かんだ言葉が「ギブアンドギブ」です。
私だったらどうしただろうと考えました。
朝の忙しい時間に、通りすがりの人が困っていたら必ず助けてあげるだろうか?
殺伐とした都会で、売り上げとか契約とか、そういうことばかりに追い回されて、私は「ギブ」の気持ちを忘れていないだろうか・・・
そんなことを考えさせられた出来事でした。
誰かに親切にされると心が温かくなるんですね。
でも、親切にされるより自分が親切にした方がもっと温かくなります。
今日は無性に誰かに親切にしてあげたいです。
(ほんとはいつもそうじゃないといけないんですけどね)
ちなみに昔の私は「テイクアンドテイク」でした( -д-)ノ
「ギブアンドテイク」の間違いではありません。
「ギブアンドテイク」はビジネスの世界でよく使われます。会社同士がお互いに与え、与えられ、支えあっていきましょうという意味で。
でも、ある有名な社長さんの本を読んでいたら「ギブアンドギブ」の精神で仕事をしていると書いてありました。
正直言ってとても驚きました。
「与えて、また与える」
見返りを求めず、相手のために尽くすということです。
無償といえば、親の子供に対する愛情だとか、マザーテレサだとかいろいろ思い浮かびますが、理想だとは思いつつなかなか難しいものですよね。
身内ならまだしも他人に対しては。
ましてビジネスにおいては、どうしても自社の利益を念頭においてしまいます。
それなのに「与え続ける」そうなんです。
その方のお話によれば、与えたものは必ず自分に返ってくるというのです。
「情けは人の為ならず」ということわざもありますね。
人に親切にしたら、巡り巡って自分のところに返ってくるという意味です。
この年になってやっと「なるほどな〜」と思えるようになりました。
昔勤めていた会社の社長が、「情けは人のためにならないから、人には親切にしてはいけないという意味だよ」と言っていましたが、みんなその人から離れていきましたね(−−)
どうして今日はこんな話なのかというと、今朝、出勤途中に一方通行の道路の真ん中で、急に車のエンジンがかからなくなってしまったんです。
後ろからどんどん車がくるし、どうしたらいいかわからなくて困っていたらすぐ後ろの車の男性が降りてきて、「僕が向こうから回ってきますから、バッテリーをつないでみましょう」と言ってくださいました。
その方のおかげでエンジンがかかり、それ以上周りの方に迷惑をかけずに済みました。そのときに浮かんだ言葉が「ギブアンドギブ」です。
私だったらどうしただろうと考えました。
朝の忙しい時間に、通りすがりの人が困っていたら必ず助けてあげるだろうか?
殺伐とした都会で、売り上げとか契約とか、そういうことばかりに追い回されて、私は「ギブ」の気持ちを忘れていないだろうか・・・
そんなことを考えさせられた出来事でした。
誰かに親切にされると心が温かくなるんですね。
でも、親切にされるより自分が親切にした方がもっと温かくなります。
今日は無性に誰かに親切にしてあげたいです。
(ほんとはいつもそうじゃないといけないんですけどね)
ちなみに昔の私は「テイクアンドテイク」でした( -д-)ノ