2009年03月20日

人生にも、季節があると思いませんか?


病気になるまで、そんなふうに思ったことはありませんでした。

でも最近思うんです。

「冬の次に春がくるから、こんなにうれしいんだな〜・・・」って。

もし秋の次が春だったらどうでしょう?

こんなにうれしくないですよね?

寒い、厳しい冬を乗り越えたからこそ、春はとてもうれしいのです。

きっと人生も同じですね。

楽しい夏の日もあれば、寂しい秋の日もあり、辛く厳しい冬の日もあります。

でも冬が辛いからって、冬の間だけ暖かいところに移住していたら、春になってもこんなにしあわせな気持ちにはなれないと思います。

辛いことを乗り越えたからこそ、春の暖かい日差しをしあわせだと感じられるのでしょう。

人生の冬は、いつくるかわかりません。
どのくらいの期間であるかも人それぞれです。

でも、逃げてはいけないと思います。
むしろすすんで冬を受け入れ、成長の糧にしたいと私は思います。

もしまた冬がきても、春がくることを信じて乗り越えれば良いのですから。


昨日まで蕾だった白蓮が、今日は町のあちこちでいっせいに開いていました。

ただそれだけのことなのに、うれしくて涙が出てしまいました。


こんなしあわせな春は、生まれて初めてです。


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2009年03月19日

「こおりがとけたら、なにになりますか?」



ある小学校で、先生が生徒たちに聞いたそうです。

「はい、せんせい!みずになります」
「ぼくもみずになるとおもいます」

口々に生徒たちはそう答えました。

氷が解けたら、液体の水になる。

そう、それは正解です。

でも、生徒の中にひとりだけこう答えた子がいたそうです。


「こおりがとけたら、はるになるとおもいます」


いつか読んだ本に載っていた実話です。


今になって私は、このお話にすごく惹かれています。

「氷が解けたら水になる」
それはたしかに正解だし、たいていはそう考えるでしょう。
大人も子供も。

でも、「こおりがとけたらはるになる」と言った子供の感性、素晴らしいと思いませんか?

今の子供たちは勉強やゲームに忙しく、自然に触れて遊ばなくなったと言います。
子供だけではなく、私たち大人もそうですね。
毎日の生活に精一杯で、心に余裕がなくなりがちです。


ガンになる前の私は、「氷が解けたら水になるに決まってるじゃないですか」って感じでした

でも、今は「氷が解けたら春になるのよ」って答えたい。

そう答えられる生き方がしたい。

それは、ガンという病気が私にくれた素晴らしい贈り物。


春は、私にとって生きていることを実感できる季節です。

もうすぐ、1年前と同じように桜が咲きます。

でも1年前の桜と今年の桜はまったく違うと思います。


大切な家族や友人たちと、こうしてまた春を迎えられる。

たったそれだけのことが、私にとっては涙が出るほどうれしく、しあわせなことなのです。


氷が解けたら・・・

みなさんの答えは「水」ですか?
それとも「春」ですか?


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