2011年11月27日

ここが、「ふるさと」

今までずっと、私には「ふるさと」がないと思っていた。

いま住んでいる町が、生まれ育った町だからだ。

お盆やお正月に帰る故郷のある人をうらやましいと思ったこともある。

だけど、今日気づいた。

この町が、私のふるさとなんだと。

今日は、地元のホールで「文化のつどい」というイベントに出演した。

いつも母が踊るのを見に行っている場所だけど、意外にも自分が出るのは初めてだった。

「大家族」のお手伝いをするために、出番よりだいぶ早く楽屋に行った。

先生やほかのサークルの方のステージを客席からビデオに録りながらふと思った。

そうか…

ここが私のふるさとなんだ…

子供達が小さい頃からずっと働いていたので、PTAとか地域の活動にはほとんど参加してなかった私。

どちらかというと、知り合いの多い地元があまり好きじゃなかった。

だけど、いま私が踊りたい場所は地元だ。（近隣の町を含めて）

私を育ててくれたふるさとの人たちに、これからはフラで恩返しがしたい。

そんな思いで、わくわくしながらステージに立った。

ステージ袖で「地元でこの格好はちょっと恥ずかしくない？」とYちゃん。

「そう？全然平気だけど」（もっと派手でもいいくらいだよ、笑）

そして、またしても笑顔全開で踊る私。

「笑顔で踊ろう」って思うわけじゃなく

踊れることがうれしくってしょうがないから

ついつい笑ってしまう←緊張感ゼロ

今日は踊ったのが1曲だけだったから物足りなくて

自宅での練習はちょっと多めにやった（笑）

近くだから一人で見に来ると母が言っていたので

夜電話をしてみた。

「綺麗だったよ～