2010年11月13日

カエルの子はカエル?

何度か書いてますが、私の母は日本舞踊の名取です。

今日は母の所属している会の発表会でした。

通常は1年に1回なんですが、新しく名取になられる方のお披露目だとかで今年2回目です。

いつもは3人くらいの家元が合同で発表会をするのだけれど、今回は単独で開催するというのでじつはちょっと心配してました。

地元の文化会館の大ホール・・・

ガラガラだったらどうするの?

そしてプログラムを見てびっくり。

母の出番がオオトリを務める家元の1曲前になっている。

1番弟子ってほんとだったんだ(今頃気づいた)

朝9時から会場に行って受付とお弁当係。

私の心配をよそにほぼ満員のお客様でした。

午後からは私もホールに入り、名取のお披露目というのを生まれて初めて見ました。

名前を披露してもらったあと、「福をまきます」と言って客席に手ぬぐいを投げていました。

司会の方が「芸の道に初舞台は一度だけ、名取のお披露目も一度だけ」とおっしゃってました。

なるほど。

自分の初舞台を思い出してせつなくなったりして…



ということはお母さんもこのお披露目をしてもらったの

私、そんな大事な舞台を見に来ていなかった

なんて親不孝なんでしょう

うちの娘はいつもイベント見に来てくれてたのに。

ごめんね、お母さん(T_T)


すごく不思議なんですが、自分が踊るときはまったく緊張しない私が、母の舞台では超緊張するんです。

出番が近くなったら心臓バクバクでした

最後の曲は母から見えるように最前列に座って見ました。

無事に踊り終え、みなさんにたくさんの拍手をいただいている母を見て胸がいっぱいに…

涙で母の姿が霞んで見えました。

あ〜
ピンクリボンのとき、顔をくしゃくしゃにして私を見ていた母はこんな気持ちだったのかな〜…

そのあとの家元の演目はとても素晴らしく、大感動の私。

感動のあまり、幕が降りたあと家元に挨拶に行きました。

すると家元が私に手を差し出し、握手を求めてくださったんです。

「お母さんを一番頼りにしているのよ」

そ、そ〜なんですか

カンゲキ

「お父さまお大事にしてね」

こんなときに弟子の家族の心配までしてくださる家元。

大ホールが満員になったのも納得です。

芸というのはその人の心まで磨くものなんですか。

家元は日本舞踊を始めて38年だそうです。

38年ですよ

今から38年じゃ、私生きてないしな。

あ〜

もっと若い頃からフラをやってればよかったよ〜(>_<)

でもね、今までは仕事や子育てで習い事どころじゃなかったんです。

病気にならなかったらいまだに仕事ばかりしていたかも。

やっぱりフラは、ガンを乗り越えた私に神様がくださったプレゼントです。

お母さん、私がんばって上手になってイベントに出してもらえるようになるからね!

カエルの子はカエルだといいな〜…


今日も読んでいただいてありがとうございます(´∀`*)

たくさんの方に読んでいただけて本当にしあわせです

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コメント一覧

1. Posted by まさちゃん   2010年11月14日 04:11
希望さん、おはよう!ちょっと早すぎ?(笑)

お母様、素敵だね〜
ステキなカエルのお母さんだわ

芸事は、心も磨くか・・・

まさちゃんもしの笛の師匠さんに、「精進してください」って、みんなに言われました

厳しいフラの先生のご指導のもと、頑張ってるみたいだね

これからが、また楽しみです

お母様の発表会にも行けて、ほんとよかった〜
嬉しいことが続いてるね、やっぱり感謝かな
2. Posted by アキバの希望   2010年11月14日 23:44
まさちゃんへ
ハイ、素敵な母だと思います。
私も母のような母親になりたいとずっと思ってきました。全然なれてないけど
「精進する」っていい言葉ですね。
私もがんばります
応援してくださいね

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