2009年06月04日

ゼッケン

「明日体育祭だから、ゼッケンつけて」

高3の息子が、ゆうべボソッと言いました。

体育祭かぁ…

去年はどうしたのかな。

去年は、ゼッケンをつけた覚えがありません。

たぶん実家の母につけてもらったのでしょう。


一年前の昨日、私は入院しました。

それからの記憶は、もう封印したいです。

体操着にゼッケンを縫い付けながら、私は涙が溢れてくるのを必死にこらえていました。

子供達が小さいときから何度となくやってきたこと。

疲れていて、面倒だと思ったこともあると思います。

だけど…


もしあのまま死んでしまったら、こうしてゼッケンをつけてあげることができなかった。

そう思ったら、そんなことがすごくしあわせに思えてきました。゜゜(´□`。)°゜。


あと少ししか生きられないかもと思ったとき、私が望んだのは、「家族と過ごす平和な時間」でした。

海外旅行でも、おいしいものでもなく。

その望みが叶えられたのですから、もっともっと大切にしなければいけないんですよね。

家族あっての私です。

先を急ぐことなく、一日一日を大切に生きていこうと思います。

追記

先日、ネイリストである友人宅で「ムースくん」と。
私を気に入ってくれたようで、ウトウトしていてすごく可愛かった

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ムーちゃんと

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コメント一覧

1. Posted by まさちゃん   2009年06月04日 21:47
息子さんにゼッケン、つけてあげられて、よかったね〜

これからは、体の声も聞きながら、急ぐことなく、一日一日楽しんでくださいな・・・

元気になって、ほんとよかった!
2. Posted by bokushi   2009年06月04日 22:17
「息子さんの体育祭のゼッケンをつける」
という何気ないところに大きな幸せがありましたね。とっても深い思い入れも。

感動的なお話でしたよ。
我が家の長男も先日体育祭があったのでなおさら身近に思えました。

ムース君がとても幸せそうで、スローライフなお話しにぴったりのツーショットです。
3. Posted by KEN-SAN   2009年06月04日 22:36
「友人のネイリスト」さんでしたね。
何か読まれる本が似てるので。
ゼッケンつけるって小さいようで大きな
ことですね。よかったですね。
4. Posted by kira   2009年06月04日 23:58
初めまして(^・^)
本日、初めてブログを読ませて頂いたkiraです。
なぜ、あなたのブログにたどり着いたかというと、実は今年の3月に母がガン宣告され、今同居しています。
腸に2つも大きいガンを発見。
腸閉塞寸前でした。
無事手術は成功しましたが、腎臓にもガンが転移していました。(腸ガン発見後にすでに腎臓に転移しているのは教えられています)
腸の手術が無事終了、次は腎臓…
とりあえず抗がん剤で小さくしてから手術するということになりました。
抗がん剤で小さくなったら手術して元気になるんだ!と思っていた矢先、私だけ先生に呼ばれました。
このままだと1年…ガンが小さくなり手術しても2年…
目の前が真っ白になりました。
抗がん剤治療を通院しながら
わが家で一緒に住んでいます。
長男の嫁で長女の私…
いろいろありました。
昨夜から母が熱があり、これは抗がん剤のせいなのか、感染症なのかを調べているうちにこちらのブログにたどり着きました。
現在、母は抗がん治療中。主人は事故に合い入院中、娘は慢性中耳炎の治療中…
私は今年厄年で、みんなに不幸を振りまいているのかも…とずっと悩んでいました。
今回、長々とコメントしてしまい、申し訳ありません。以前のブログを見ながら、涙してしまい、何かコメントしたいと思ったのに、自分のことを書いてしまいました。
初めて、身内以外に話せてなんだか少しほっとしたような気がします。
今回ブログを読ませて頂き、心にぐっと来るものがありました。
上手く伝えられず申し訳ありません。
ブログ、ありがとうございました。
5. Posted by ネイリストMAYUKO   2009年06月05日 09:20
家族って、
「この人達がいなかったらどうなっていたんだろう?」
という存在ですよね。
無くてはならない存在です。



私も家族である主人(とても感謝してます)メル、ムースはかけがえのない大事なものですもの。



あまりスケジュールを詰め込み過ぎないように、毎日を過ごしましょうね!!お互いに。
6. Posted by アキバの希望   2009年06月05日 15:15
まさちゃんへ
いつもコメントありがとうございます。
最近コメントのお返事ができなくてすみませんでした。
高3なので、ゼッケンをつけるのも、これで最後かな・・と思いながらつけました。
家族と普通に暮らせるって、とてもしあわせなことですね
7. Posted by アキバの希望   2009年06月05日 15:18
bokushiさんへ
リコメントがなかなかできなくて申しわけありません。
いつもコメントありがとうございます。
息子さん、高校生でしたよね。
難しい年頃ですね。
でも愛情を注げば、きっと伝わっていると信じています。
家族と一緒にいられるだけでしあわせですよね。
またメールいたします
8. Posted by アキバの希望   2009年06月05日 15:21
KEN-SANへ
いつもコメントありがとうございます。
なかなかお返事できなくて申し訳なく思っています。
KEN-SANも江原さんや美輪さんの本をお読みになるのですか?
私も大好きです。
ネイリストの彼女とはもう長いつきあいで、闘病中もずいぶんと力になってもらいました。
かけがえのない友人です
9. Posted by アキバの希望   2009年06月05日 15:27
kiraさんへ
初めての訪問、そしてコメントありがとうございます
「ブログ、ありがとうございました」との言葉に、私も思わず涙が・・・
ガンになっても一日も休まずブログを続けてきてよかったです。
今、とてもおつらい状況なんですね。
でも、決してkiraさんの厄年のせいなんかではありませんので、そんなふうに考えるのはやめましょうね。
お母様もご主人も娘さんも、今、生きていますよね。
そのことにまず感謝しましょう。
ここでは書ききれないので、あとでメールいたします。
ガンと闘ううえで大切なことは、「希望を失わないこと」ですよ
10. Posted by アキバの希望   2009年06月05日 15:30
ネイリストまゆちゃんへ
本当に、家族ってかけがえのない存在ですよね。
自分の夢や目標に向かって頑張ることも大切だけれど、一番大切なものを見失ってはいけないと気づかされました。
またムーちゃんとメルくんに会いに行くからね

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