2008年11月30日

P.S. I Love you

人生には、いつか終わりがきます。
そのときに一番心残りなのは、愛する人を残して逝かなければならないことだと思います。

「P.S. I Love you」という映画を観ました。

人の死がテーマなのに、あんなにもあたたかな気持ちになった映画は初めてです。

ガンで突然愛する夫を失くした主人公の元に、毎月夫からの手紙が届くようになります。

その手紙には課題のようなものが書いてあり、主人公はそれを実行していくのです。

夫の死を受け入れられず、絶望にうちひしがれていた主人公は、手紙の内容を実行していくうちに次第に立ち直っていきます。

最後の手紙の中の一文がとても心に残りました。

「君は僕の人生のすべてだった。
でも、僕は君の人生の一部でしかない。
これからもずっと君の人生は続いていくんだよ。」

亡くなった方が望んでいるのは、愛する人の泣き顔ではなく、笑顔なんですよね。
いつまでも悲しんでいないで、新しい人生を歩き出すことを望んでいるのだと思います。

もし愛する人の死を経験したばかりの人がいたら、ぜひ見ていただきたい映画です。
きっと心が軽くなると思います。

私自身、「死」に対する考えが少し変わりました。

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タグ：: P.S.; i; LOVE; you; 映画

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コメント一覧

1. Posted by YUKI 2008年12月01日 08:01

いい映画ですね。読んでるだけで、ウルウル(;_;)きちゃいました。悲しくて自分の事ばかりに気がいくけれど、相手はそれを望んでないんですよね。そう思うと前向きになれる気持ちがしますね。なんかホッとします。『象の背中』は前に予告で見ました。今井美樹さんがたぶん奥さん役だったような。悲しい(T_T)感じでした。現実的な物語は、「そうだな」って思う事、教えてくれる事ってけっこうありますよね。

2. Posted by 名無し 2008年12月01日 08:43

どうもです。
その映画、私も気になってました。
実は、先日いとこを事故で亡くしました。
まだ27の若僧だったんですけど…
その時に一番感じた事は自分は、大好きな人を残して突然いなくなってはいけない事でした。
いとこの親はもちろん、幼なじみも友達もみんな、みんな別れの時泣き崩れていました。
あんなに早く、『さよなら』も言えずに突然にいなくなってしまうなんて。
私は大切な人の死を映画のように受け入れられない気がします…

3. Posted by アキバの女社長 2008年12月01日 10:09

名無しさんへ
そうですか、それは悲しい出来事でしたね。でもそれならなおさら見ていただきたいです。故人の思いがわかり、少しでも悲しみが癒されるのではないかと思います。末筆になりましたが、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。

4. Posted by アキバの女社長 2008年12月01日 10:14

YUKIさんへ
とてもいい映画です。
重いテーマなのに、笑いやほのぼのとした場面もあります。
個人的には亡くなったご主人役の俳優も素敵でした

5. Posted by bokushi 2008年12月01日 17:45

映画のタイトルから想像していたのと違う、夫婦のしかも死別についての映画だったのですね。

テーマが重いので軽々しく語るものも悪いと思いますが、
「私がもし、死に直面したら同じ様な思いやりのある言葉や配慮を残せるのだろうか？」という問いかけにもなりました。

理想を言えば生きている今から、そのような心がけをもって生きてゆきたいと思いました・・・

そういえば、数年前に私より少し年上で私を良く面倒見てくれた男性が二人亡くなりました。
（一人とはよく喧嘩しましたが・・・）

時々、辛いことがあると、とても二人に合いたくなるときがありますが、二人を思い出して慰められたり二人の分も頑張ろうと励まされたりもしています。

6. Posted by アキバの女社長 2008年12月01日 19:41

bokushiさんへ
私も、そのときがきたら愛する人たちのために何ができるか考えさせられました。亡くなった方を想うときは、その方がそばにいてくださるそうですよ。