2008年10月22日

家族にも言えなかった事

今日まで、家族にも言えなかった事があります。



セカンドオピニオンに行く前に、主治医の先生と1時間じっくりお話をしました。
そのときの記事に「元気になったら詳しいことを書きます」と書いたのを憶えていらっしゃるでしょうか。
記事に書くにはあまりにつらい内容だったのです。
正直、こうしてそのことを書ける日がくるとは思っていませんでした。


「悪性が強く、進行の早いガンです」
先生はおっしゃいました。
精神的な影響を考え「余計なことは知らせたくなかった」とも・・・


「先生、私、死ぬんですか?」
私の問いに先生は困った顔をしていました。

「そんなことはありません」と嘘でもいいから言ってほしかったのに・・・


そのことは、家族にも話しませんでした。

検査の結果が悪かった時点で家族はもう十分に落ち込んでいたと思います。
それ以上苦しめたくはありませんでした。


それからずっと、心に重い石の塊があるようでした。


落ち込んで、落ち込んで、たどりついたのは
「今日生きていられることへの感謝」でした。


そんな気持ちが、もしかしたらよい結果をもたらしてくれたのかな・・・
なんて今思っています。


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乳がん闘病生活 

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コメント一覧

1. Posted by 優希   2008年10月22日 18:39
死を乗り越えて生を実感されているのですね〜
生きていることって素晴らしいです!
じゅんくんにも会えるし
みんなにも会うことが出来ます!

したくても出来ない事が無くなったんです!
生きていれば何でも出来ます。
未練を残すことなく人生を楽しめますね〜

術後にも転移が無くて嬉しいです!
2. Posted by まさちゃん   2008年10月22日 21:52
そうか〜そんなに大変ながけっぷちに立たされていたんだね・・・

しかし、がけっぷちから、這い上がって頑張ってここまで来れたあなたの力に花マルをあげますよ!

「今日生きていられることへの感謝」か、、、心にきちんと刻んでおきますね

女社長さん、とっても大事なことを教えてくれて、ありがとう〜
3. Posted by bokushi   2008年10月22日 22:26
覚えておりますよ。
それほど大変なことがあたのですね。

いのちの危険を感じる程どん底まで落ち込んで、

「今日生きていられることへの感謝」へ

たどり着かれたのですね。

すごい精神力だと思います。

命があることが何にも変えがたい感謝、
それ以外の悩みは小さなことですね。

本当に、大切なことを教えて下さりありがとうございます。

私も頑張ります。
4. Posted by あこまま   2008年10月22日 23:26
手術前の先生の診たてと、
手術後の結果に、
こんなに差があるものなのでしょうか。

社長さんは良いほうへの結果でしたから
それはとても良かったですが、
逆だったら・・・

やはり手術をしてみないと、
わからないことが多いのでしょうか。

でも、良かったですね!!
すごいな〜

ほんとに、すごいな〜

5. Posted by YUKI   2008年10月23日 18:30
社長さん ずっとその事胸にしまってたんですね。一人で。不安で悲しいのにブログ毎日続けてくれて・・・こういう結果が出て本当によかったです。この事忘れないよ私。辛い時周りみても元気で幸せそうな人ばかりで、私だけって思ったりした事あったけど 自分だけじゃないんですよね。私も辛い時がんばる、人に対しての思いやりも忘れないでいこうと思います。社長さんありがとう。
6. Posted by ++拓++   2008年10月23日 23:18
憶えてますよ。

辛かったでしょうね。
ようやく重い石を降ろすことができてよかったですね。

落ち込んで、落ち込んで、たどりついたという
「今日生きていられることへの感謝」という境地。

女社長さんの言うとおり、これに尽きるような気がします。

どんな大きな問題や悲しみ、苦しみに直面しても、
その困難が大き過ぎてとうてい乗り越えられない
と思えたとしても、そんなときほどどこまで基本的な
事柄まで幸せにハードルを下げられるか。

言い換えれば「達観できるか?」「全てに対し感謝と幸せを感じることができるか?」によって、困難によるストレスを和らげそれを乗り越える力を生み出せるか否かが決まってくるのではないか、と思います。

女社長さんの闘病の奇跡を拝見していて、そのようなことを感じました。

重い荷物、本当にお疲れ様でした。

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