2008年02月23日

イージス艦

嘘をついたこと、ありますか?

私は今まで生きてきて、一度も嘘をついたことがありません。
っていう人がいたら会ってみたいです。

長い人生、誰でも一度くらいは嘘をついたことがあると思います。
「嘘も方便」という言葉もあるくらいで、許される嘘というものも世の中にはあるかもしれません。
でも、今回の防衛省の嘘は許されません。

あまり時事問題には触れない私。
なぜかというと、考え方は人それぞれなので、あえて書かないようにしているのです。
まあ、私が何を言ってもたいして世の中に影響はないのですが・・・

でも、今回のイージス艦「あたご」と小型漁船との衝突事故の件についてはちょっと言わせてください。

今回の事故で一番いらだたしく思うのは、やはり自衛隊や防衛省の対応ですよね。
どう見てもイージス艦側に落ち度があったのは明らかなわけで、それを隠そう、隠そうとしているのが一般人の私たちにもわかってしまいます。

だって20人以上の隊員がいて、「見失った」とか「伝達がうまくいかなかった」とか、
ありえます?
発見の時間だって当初2分前と言っていたのがじつは12分前だったとか。
「レーダーの記録がない」ですって?
「演習時以外は記録をとらないこともある」ですって?
そんなことありえます?
あんなに危険な海域で「自動操舵のままだった」なんて・・・

今日の新聞によれば、規定では相手の船舶を右に見る船に回避義務があるけれど、イージス艦のような大型船舶はいつも「小型船舶がよけるのが当たり前」という考えで、実際はそれが暗黙の了解になっていたそうです。

ですから今回も、十分回避できるタイミングで発見はしていたものの、いつものように相手が回避すると思い込んでいたということなんでしょうか?
だとしたら、なんのための決まりなんでしょうか?

誰にでもミスはあります。
人間のすることですから。
いくら訓練されている隊員の人だって人間です。

でもミスを犯してしまったら、正直にそれを認めて、誠意を持って謝罪し、改善策を考えなければなりません。
それをひた隠しにしたり、真実を捻じ曲げようとしたりするから、よけいに信用がなくなるんです。
防衛省だけでなく、不正を摘発された一般企業もそうですよね。

事故は、このままではいけないという警告です。
良くない慣習を改め、組織を改善しなさいということです。
責任者が辞めれば済むことではありません。
厳粛に受け止めて、誠意ある対応をしてほしいと思います。

以上、今日のコメンテーターはアキバの女社長でした(・◇・)ゞ

私たちも「人のフリ見てわがフリ直せ」です。
常に誠実で、正直でありたいものですよね。
(できるだけ・・・(。・ω・)ノ゙)

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1. イージス艦 衝突  [ アナウンサー美桜のあっけらかんな日々 ]   2008年02月23日 22:11
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