2007年09月28日
ホームレス中学生��
ホームレス中学生またこの本の話かと思わないでください。
最後まで読み終わったら、どうしてもまたこの本について書きたくなりました。
みなさんは、今の生活に不満がありますか?
きっと何かしらありますよね。もちろん私もあります。
仕事のこと、人間関係のこと、家庭のこと、お金のこと・・・
「私はなんの不満もありません」と言える人っているんでしょうか。
少し前にミスチルの桜井さんがカバーした井上陽水さんの歌に「限りないもの、それが欲望」とかいう歌詞がありましたが、まさに人間の欲望には限りがありませんよね。
だいたい不満というのは欲望があるから生まれるものじゃないですか。
多かれ少なかれみんないろんな欲望があって、それが満たされない為に不満を持つんですよね。
いつだったかこのブログにも書きましたが、人間は不満を数えるのは得意なんだそうです。でも、自分の恵まれていることを数えるのは苦手。いつも忘れています。
私たちが忘れているもの、それは「感謝の気持ち」です。
「もっとお金があったらなあ」と思いますか?
「あの上司さえいなかったらなあ」と思いますか?
このブログを読んでいる人は、パソコンを持っているか、携帯電話を持っているわけですよね。そのことをありがたいと思ったこと、ありますか?パソコンが買えて、インターネットができて恵まれているなあ・・・と思ったことありますか?
私はありませんでした。
麒麟の田村さんは、中学生にしてホームレスを経験したあと、周囲の人たちの好意とお兄さんやお姉さんの努力によって兄弟3人で暮らせるようにもなりました。高校にも入ることができました。でも育ち盛りのその時期に、毎日夕ご飯はおかずなしのご飯1膳だけだったそうです。そのほかは1日にもらえる300円でまかなわなければなりませんでした。そのお金は朝食でなくなってしまい、お昼休みは教室にいられず、ずっと体育館でバスケの練習をしていたそうです。ハングリー精神ではなく、本当に一日中空腹で、1膳だけのごはんは味がなくなっても噛み続けていたとか。終戦直後の話ではありません。「平成」の時代の話です。
田村さんらしく、おもしろおかしく書かれてはいますが、その内容は笑えません。
自分はなんて贅沢なんだろうと思えてきます。
毎日3食ごはんが食べられることをありがたいと思ったこと、ありますか?
働かせてくれる会社があることをありがたいと思ったこと、ありますか?
愚痴を聞いてくれる家族や友達がいることをありがたいと思ったこと、ありますか?
神様や仏様じゃないんですから、欲望をまったく持たないで生きていくのは無理ですよね。でも、いつも「感謝の気持ち」を忘れないでいたら、「不満」は今よりずっと少なくなると思います。不満が少なくなればその分、心穏やかでいられるんじゃないでしょうか。
「ホームレス中学生」はそんなことも考えさせる、素晴らしい本です。
最悪の状況の中でもまっすぐに生きてきた彼を、神様はちゃんと見ていたんだなぁと思います。
この本の中には、深い愛情を注いでくれた、亡くなったお母さんへの思いがたくさん出てきますが、最後の「母に今伝えたいこと」という章は、本当に泣けます。
電車の中とかではなく、家でひとりで読んだ方がいいと思います。
追伸
今日はオチはありません(T_T)
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1. 麒麟 田村 [ スーパーカーブログ ] 2007年09月28日 15:45
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