2007年09月04日

ギブアンドギブ

「ギブアンドギブ」という言葉をご存知ですか?
「ギブアンドテイク」の間違いではありません。

「ギブアンドテイク」はビジネスの世界でよく使われます。会社同士がお互いに与え、与えられ、支えあっていきましょうという意味で。
でも、ある有名な社長さんの本を読んでいたら「ギブアンドギブ」の精神で仕事をしていると書いてありました。
正直言ってとても驚きました。

「与えて、また与える」

見返りを求めず、相手のために尽くすということです。
無償といえば、親の子供に対する愛情だとか、マザーテレサだとかいろいろ思い浮かびますが、理想だとは思いつつなかなか難しいものですよね。
身内ならまだしも他人に対しては。

ましてビジネスにおいては、どうしても自社の利益を念頭においてしまいます。
それなのに「与え続ける」そうなんです。
その方のお話によれば、与えたものは必ず自分に返ってくるというのです。

「情けは人の為ならず」ということわざもありますね。
人に親切にしたら、巡り巡って自分のところに返ってくるという意味です。
この年になってやっと「なるほどな〜」と思えるようになりました。

昔勤めていた会社の社長が、「情けは人のためにならないから、人には親切にしてはいけないという意味だよ」と言っていましたが、みんなその人から離れていきましたね(−−)

どうして今日はこんな話なのかというと、今朝、出勤途中に一方通行の道路の真ん中で、急に車のエンジンがかからなくなってしまったんです。
後ろからどんどん車がくるし、どうしたらいいかわからなくて困っていたらすぐ後ろの車の男性が降りてきて、「僕が向こうから回ってきますから、バッテリーをつないでみましょう」と言ってくださいました。
その方のおかげでエンジンがかかり、それ以上周りの方に迷惑をかけずに済みました。そのときに浮かんだ言葉が「ギブアンドギブ」です。

私だったらどうしただろうと考えました。
朝の忙しい時間に、通りすがりの人が困っていたら必ず助けてあげるだろうか?
殺伐とした都会で、売り上げとか契約とか、そういうことばかりに追い回されて、私は「ギブ」の気持ちを忘れていないだろうか・・・
そんなことを考えさせられた出来事でした。

誰かに親切にされると心が温かくなるんですね。
でも、親切にされるより自分が親切にした方がもっと温かくなります。
今日は無性に誰かに親切にしてあげたいです。
(ほんとはいつもそうじゃないといけないんですけどね)

ちなみに昔の私は「テイクアンドテイク」でした( -д-)ノ  





























kb0404 at 14:50コメント(0)トラックバック(0) 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
スポンサードリンク
お問い合わせ

名前
メール
本文
プライバシーポリシー
ギャラリー
  • 親子クラスとスティッチ!!
  • 親子クラスとスティッチ!!
  • 親子クラスとスティッチ!!
  • 親子クラスとスティッチ!!
  • 親子クラスとスティッチ!!
  • 親子クラスとスティッチ!!
キエレの会社
Recent Comments
記事検索
Archives